皮膚病は治療に長い時間を費やすことが多い疾患で、その背景には各種アレルギーやアトピー、ホルモン性疾患などの存在が原因となっていることが少なくありません。そのためにも当院では、各種検査による原因の追及、内服薬や注射・外用薬の使用のほか食餌など生活環境の改善の提案、各種薬用シャンプーを用いての毛穴の中までも洗浄する効果のあるマイクロバブルシャワーを使用した院内での薬浴、などなど積極的に皮膚病の治療に力を入れて取り組んでおります。
以上のような症状に当てはまる場合、皮膚病の疑いがあります。当院に一度ご相談ください。
エム動物病院では、一般診療に加えて、慢性的皮膚疾患にも力を入れて取り組んでいます。
いつまでたってもなかなか良くならない、そんな慢性的皮膚病ではアレルギーやアトピーの存在が背景にあったり、ホルモン性の内分泌疾患などが隠れていることが多々あります。
これら基礎疾患の存在を考えた上で、細菌性皮膚疾患なのか、真菌性なのか、寄生虫によるものなのか、内分泌疾患なのか、など鑑別する必要があります。
また、当院では内服薬や外用薬、処方食だけでなく獣医皮膚科学会でもその効果を認められた ナノバブルシャワー(マイクロバブルシャワー)を使用して、何種類もある薬用シャンプーの中から症例に合ったものを数種類選択し薬浴をするという治療もいたします。
かゆみや赤い湿疹などの症状がある場合、当院では飼い主様のご要望に応じてご自宅で使用できる皮膚病専用のシャンプーをお渡しております。
しかし、皮膚にトラブルを抱えている間は、動物病院でケアしたほうが早く治ることがあります。
大切なペットが皮膚病に罹ってしまったときは、1日でも早い回復を目指しましょう。気になる症状がある場合はお気軽にご相談ください。
ペットの皮膚の表面の組織を採取し、顕微鏡でくわしく観察します。
ニキビダニや疥癬など、寄生虫の感染がないかどうかを調べられます。
少量の毛を採取し、被毛の状態を詳しく検査します。
血液中のホルモンの値や酵素量などを測定し、ホルモンや代謝に異常がないかどうかを調べ、皮膚病の原因を探ります。
血清IgE検査などのアレルギー検査を行い、アレルギー症状を起こしている原因を明らかにします。
患部の組織を採取し、病理検査を行います。
なかなか改善しない皮膚病への治療には内服薬や処方食、サプリメント、外用薬との併用以外に薬用シャンプーによる薬浴が有効です。
症状や原因に応じて、殺菌効果のあるものから、保湿効果の高いもの、脂漏肌の改善を目指すなど様々な薬用シャンプーを組み合わせて薬浴いたします。
また当院ではナノバブル オゾンペットシャワーという高密度のナノサイズ気泡を発生させるシャワーにより薬浴いたしますので、毛穴の中まで洗浄し薬用成分の浸透を助けます。
「薬浴・メディカルシャンプー」を行う前に、ペットの身体に異常がないか調べます。
また、お預かりしている間に身体の健康状態もあわせてチェックしますので、病気の早期発見につながることがあります。
皮膚病治療の一環として、入浴剤やシャンプー、保湿剤、外用薬などを使用し、症状の改善に努めます。
高齢や病中のペットが「薬浴・メディカルシャンプー」を受け、緊張や興奮などのために万が一体調を崩したとしても、獣医師がすぐに対処します。
ワクチン接種や薬を受け取るついでに、「薬浴・メディカルシャンプー」を受けていただけます。
希望される場合は、お気軽にお声かけください。