犬や猫における避妊・去勢手術は、現代の日本において、ペットにおける繁殖予防という概念から病気予防という概念に変わり始めております。そして飼主様など家族とペットとの生活の共有という点において、その行動学的問題点から、避妊・去勢手術は非常に有効な手段となっております。これらには手術を受ける際の年齢・月齢なども関係してきますので病院にて相談されて下さい。
ペットが高齢になったときに罹りやすい病気としては、メスの場合は子宮や卵巣のトラブル、乳腺腫瘍などがあり、オスの場合は前立腺のトラブルが挙げられます。
これらの病気は、若いうちに避妊や去勢手術を受けることで、ある程度発症を予防できます。術後は性格が穏やかになる傾向があり、動きも以前ほど活発ではなくなるため、怪我のリスクが下がる、発情期のストレスから解放されるといったメリットがあります。
当院では、繁殖の予定がないワンちゃんやネコちゃんには避妊・去勢手術をおすすめしております。
当院では、生後6ヶ月になる前の時期に手術を推奨しております。
手術を受けるにあたっては、ワクチン接種が必要になります。その他にもいくつか条件がございますので、できるだけお早めにご相談ください。
また、手術は完全予約制となります。手術をご希望される方は、来院時もしくはお電話でその旨をお伝えください。予約をお取りいたします。手術料金や手術を受けるにあたっての注意事項(来院時間や食事管理等)も詳しくご説明します。