腫瘍|八千代市の動物病院【エム動物病院】

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(受付は30分前まで、初診の方は1時間前まで)
休診日:水曜/日曜/祝日

腫瘍

腫瘍

犬や猫も人間同様に病気による死亡率第1位は悪性腫瘍です。腫瘍は皮膚や皮下組織に発生するもの、肝臓や脾臓・消化管・泌尿器など腹腔内に発生するもの、心臓や肺・血管・リンパ節に発生するもの、脳や神経系に発生するものなど多種多様であり、いずれも悪性腫瘍が存在します。出来るだけ早い段階で発見し各種治療を早期に行うことで命を救うこと、もしくは寿命を延ばすことが理想です。そのためQOL(Quality of Life:生活の質)の改善にも積極的に取り組んでいきます。

エム動物病院はがん治療に力を入れています

家族の一員であるペットが癌に冒されていると突然知らされたとき、ショックを受けない飼い主様はいないと思います。特に目に見える症状がない場合、その事実は受け入れがたいものになるでしょう。
しかし、ペットは飼い主の感情に敏感です。飼い主様が落ち込んでいれば、ペットにも良い影響を与えません。過度に落ち込まず、できれば前向きに、いまペットのためにできることは何なのか、何をするべきなのかを考えていただきたいと思います。
エム動物病院ではペットと飼い主様のことを最優先に考え、がん治療に取り組みます。治療方針につきましても、なるべく飼い主様のご希望に沿う形で一緒に考えさせていただきます。
治療中は、食事制限など、ある程度の制約が必要になる場合もありますが、ペットに我慢ばかりを強いては生活の質が低下します。結果としてペットの幸せに繋がらないことになりかねません。治療の範囲や継続期間についても、飼い主様とご相談のうえ決めていきます。

腫瘍について

悪性腫瘍=がん

腫瘍とは正常な細胞内の遺伝子に異常が発生することにより、正常とは異なる異型細胞が発生分裂、増殖していくものを指して言います。
腫瘍には、発生した臓器などだけでゆっくりと少しずつ増大していく良性のものと、隣接する臓器などに侵潤したり、離れた他の臓器へと転移していく悪性のものがあります。
「がん」とはこの悪性腫瘍を指します。

腫瘍は「早期発見」「早期治療」が重要

「早期発見」が、がんの治療ではとても大切です。
飼い主様がペットの体にしこりがあるのに気づきがんが見つかるケースがあります。一方で、定期健康診断や、他の病気の治療中にがんが見つかるケースも多いのです。
がんの早期発見のため、飼い主様には日常生活のなかで以下の点に留意していただければと思います。

  1. 普段からペットの体を全体的に触ってみて、しこりの有無を調べる。
  2. 少しでも異変を感じたときは、すぐに動物病院を受診する。
  3. 定期健康診断を受ける

これらの点に注意し、早期発見が出来たらならば早期治療へと移り大切な家族の一員の命を守りましょう。

がん検査

遺伝子検査などの最先端の検査方法をご提案できます。

がんの検査では、現在の腫瘍の大きさや硬さ、他の臓器への広がり具合を調べ、採取可能な細胞があればそれを取り、顕微鏡で詳しく観察して診断を行います。必要であれば腫瘍を多めに採取し病理検査に出します。
これらの方法により、より正確な診断が可能となり、手術が必要かどうか、もし必要ならばその範囲や難易度を確認します。
当院では、遺伝子検査などの最先端の検査方法を取り入れています。必要な検査を実施し、ペットに最適な治療方針を決定後、飼い主様にご提案いたします。

また腫瘍が他の臓器へと浸浸や転移していないかなど超音波検査やX線検査を実施し必要によりCTやMRIなどの検査のために外部に委託することもあります。

一般的ながん治療とは?

外科治療について

腫瘍組織を手術により外科的に切除することで根治が期待出来る方法です。
場合によっては根治出来ない場合でもQOL(生活の質)改善の為実施することもあります。
当院では手術の成功を目指し、手術中は麻酔管理モニターにより安全な麻酔を心がけています。

化学療法について

数種類の抗がん剤を組み合わせて使用することによりリンパ腫や白血病など血液系のがんに有効な方法です。腫瘍の種類によっては外科的切除との併用もあります。
また副作用の注意も意識し血液検査を頻回して実施します。

放射線治療について

がんの種類によっては上記の方法だけでは期待出来ないこともあります。なかには放射線治療が必要な場合もあり飼い主様との相談の上で提案させていただきます。

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