大切な家族であるペットを病気から守るためには、人間同様に定期的な健康検査つまりペットドックが重要です。年齢や生活環境など様々な要素をもとに各種血液検査や尿検査・X線検査・超音波検査など必要と思われる検査を提案いたします。理想的には1年に2回(春と秋)のペットドックにより、病気の早期発見・早期治療を目指し心掛けていきます。
動物たちは体のどこかに痛みや異変を感じても、それを言葉で表現することができません。そのため、症状が体に出たときには、すでに病気が進行しているケースが多く見られます。人間と同じく、動物たちにとっても健康維持のためには病気の早期発見が欠かせません。
ペットが6歳を過ぎたら、年に1度健康診断を受けることをおすすめいたします。
高齢期に入った場合は、1年に2回程度の健康診断が理想的です。
医療技術の進歩やフードの品質の向上、また飼育知識の豊富な飼い主様が増えたことなどにより、ペットの平均寿命は年々伸び続けています。その一方で、高齢性疾患に苦しむペットたちが多く見られるようになりました。
高齢の犬や猫の主な死亡原因は、癌や心臓病、腎不全、肝不全などが挙げられます。
先天的に心臓や腎臓、肝臓にトラブルを抱えている場合は別として、これらの病気は、栄養バランスの異常や、高カロリー食の過剰摂取、太りすぎなどが引き金となり発症しやすいです。運動不足や、おやつの与えすぎなどには注意が必要です。
また、大切なペットを病気から守るためには、飼い主様が常にペットの健康状態を観察し、異常を感じたら早めに動物病院を受診させることが大切になります。
ただし、ペットの体を内側から徐々に蝕むような病気は、気を付けていてもなかなか発見しにくいのが現実です。
病気を早期発見し、早期治療につなげつるためには、尿検査や糞便検査、血液検査、レントゲン検査、超音波検査、心電図などが非常に有効です。
病気を早期に発見し治療を開始することができれば、死亡率が高いといわれる病気でも寿命を延命することが可能になります。
また場合によっては、治療期間が短くて済みますので、ペットの体への負担は減り、治療費も抑えることができます。
大切なペットの健康寿命を延ばすために、1年に1度の定期健康診断を受けましょう。健康診断の詳細につきましては、当院までお問い合わせください。